相談事例

名古屋の方より家族信託に関するご相談

2022年11月02日

Q:新しい生前対策である家族信託について教えてください。(名古屋)

生前対策のことをお伺いしたくサイトを検索し、こちらのサイトにたどり着きました。私は今年70になるためそろそろ先のことも考えなければならないと思い、最近生前対策について調べています。私には子供が3人いて、名古屋に住んでいるのは2人、もう1人は海外にいます。それぞれ40代で忙しく、全員が集まれる機会はそうそうないため相続で揉めるようなことにはなってほしくはありません。生前対策としては遺言書と家族信託が主流だそうですが、家族信託と遺言書ではどちらがいいのでしょうか。また、家族信託と遺言書の大きな違いは何ですか?(名古屋)

A:家族信託と遺言書の違いをご理解いただき、ご自身の希望する生前対策を選びましょう。

今まで生前対策と言えば遺言書が主流でした。しかしながら遺言書にもメリットデメリットがあり、家族信託の登場により、すべてではありませんがそのデメリットについてカバーできるようなりました。遺言書と家族信託制度の最大の違いは、それぞれ効力が発生する時期が異なる点にあります。遺言書の場合、遺言者が亡くなってから開封することになるため、遺言者が生存されている間はその内容については遺言者しか分かりません。つまり、その効力の発生については開封後となるわけです。しかしそれでは、例えば遺言者が認知症を患った場合の財産管理について遺言書で指示することはできないため、病院に通ったり介護施設に通うにあたっての財産管理について遺言書を活用することはできないということになります。しかしながら、家族信託はご本人が信託契約を結んだときからその効力を発生させることができるため、まだ認知症を患っていないお元気な時に受託者と家族信託契約を行い、家族に財産管理を任せる旨の指示をしておくことで、実際にご本人が認知症になった際に受託者が財産管理を行うことが出来ます。さらに家族信託では亡くなったあともその効力を維持させることが可能です。なお、信託銀行や信託会社が営利目的で受託者となる信託契約を商事信託といい、家族信託や民事信託とは異なります。

家族信託のデメリットとしては契約時に多少の費用が掛かるということが挙げられますが、そのメリットにご納得いただければと思います。

 

名古屋の皆様、家族信託は自由度が高く、今までの法律的な手続きでは限界であった希望に添える可能性があります。しかしながら自由であるがゆえ、ご家庭のご状況にあった信託設計を行うことが重要となります。ご家族に起こり得る未来を想定しつつ、ご家庭に合った信託設定を行うためには家族信託の経験豊富な名古屋家族信託あんしんサポートの税理士にご相談ください。名古屋家族信託あんしんサポートでは、名古屋の地域事情に詳しい専門家が、初回のご相談は無料で名古屋の皆様の家族信託に関するお悩みをお伺いしております。 名古屋家族信託あんしんサポートのスタッフ一同、名古屋の皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げております。

 

 

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